【ご報告】11月の番町寄席「はつらつ落語会」

2013年11月9日

11月の「番町寄席」は、”はつらつ落語会”の副題の通り、今やノリに乗っている桂宮治率いる高学歴前座三名によるハラハラドキドキ・・・ニンマリの会となりました。

落語と言えば、前座が出て会場を温め(来場者の気分を盛り上げる)、トリ・大トリへと繋げるのが一般的です。しかし、今回は開口一番を桂宮治さんが努め、その後の出演順をジャンケンで決めるという何とも心温まる(宮治さんの配慮が窺える)構成となりました。

2013.11.08 桂宮治「反対陣」先ずは、桂宮治さんで「反対陣」。進まない人力車と暴走人力車の両極端が面白いお噺ですが、とにかく宮治さんの迫力が凄い!誰もが、この人の噺をジックリ聞きたいと思ったのではないでしょうか。

 

2013.11.08 桂 竹のこ 「ハングル寿限無」続いての一席は、ジャンケンで負けた桂竹のこさんで「ハングル寿限無」。その名の通り寿限無を偽ハングルで絶叫していました^^。「寿限無」の改作でオリジナルかと思いきや鈴々舎馬るこの最強鉄板ネタだそうで・・・。ついでですが、韓国にも寿限無に似たお噺があるのはご存じですか?「キーム スアンム~コブギワ トゥルミ~金 壽限~亀と鶴~・・・・」と言った感じだそうです。やはり、おめでたい名前だそうです。

2013.11.08 三遊亭遊松「初天神」さて、お次は三遊亭遊松さんで「初天神」。このお噺も有名でいきいき演芸会でも昨年に続き2度目。生意気な子どもとチャッカリ者の父親が何ともとぼけたお噺です。三遊亭遊松さんの演じる子どもは本当に生意気そうでしたね。

 

2013.11.08 瀧川鯉○「兵庫船」最後は、瀧川鯉○で古典落語の「兵庫船」。このお噺、途中講釈師が出てくるところからパパパンパンパンと独特なリズムが小気味良いお噺ですが、難しそうです。講釈の部分だけでも長セリフ。落語家さんって頭良くないとできない稼業だなぁーと感じた一席でした。あっ!だからトリに無理やりしたのですね、宮治さん^^
パパンパンパンと船を叩く内にサメが逃げて命が助かったといったお噺でした。

2013.11.08 番町寄席初の大喜利この後は番町寄席初の大喜利。お題を来場者から幾つかいただいての即興です。「何々と掛けて何々と説く、その答えは・・・」。なかなか、良い答えが出て来ず苦悶する宮治さんが見もの(失礼)。それだけで抱腹絶倒の大笑い。

2013.11.08 番町寄席初の大喜利

2013.11.08 番町寄席初の大喜利

ハラハラドキドキの気分は会場にも伝わります。悪戦苦闘の末、出演者と来場者が祈るような気持ちで瀧川鯉○さんの最終回答に聞き入ります。落語って会場を一体化させるものなんですね。