【ご報告】番町寄席「立川流ホープ落語二人会」

2014年3月14日

20140314042013年、年度最後の番町寄席は、立川流の若手お二人による競演となりました。落語ファンが多くご来場くださいました。嬉しいことに落語のポスター・チラシを見て初めて当館を知ったという方もいらっしゃいました。次回5月の番町寄席にも是非ご来場ください。

さて、今回は立川吉幸さんと立川談奈さんのお二人による落語会。お二人が交互に2席づつ演じてくださいました。

2014031401先ずは、立川談奈さんによる「大安売り」。

とても弱い相撲取りのお噺です。「・・・向こうが勝ったり、こちらが負けたり」^^ようは、全部負けたということですが、ものは言いようで妙に感心してしまいます。

2014031402続いては、吉幸さんの「真田小僧」。

子供なりに知恵を働かせ、父親からまんまと小遣いをせしめるというお噺です。題名の由来は真田六文銭にあるようですが、落語というのは長くも短くもできるそうで今回は真田家のお噺はありませんでした。

20140314052席目の談奈さんの演目は「勘定板」。

その昔、田舎の人々は川の岸にひもで結んである勘定板という板の上で用を足し、その板を川に流すということをしていたそうです。そこで用を足すことを「勘定する」と言っていたそうです。そんな田舎の人が江戸にやってくると話が全くと言って通じない。言葉の勘違いがとんでもない騒動を生む噺です。

kanjyo

それにしても落ち着いた若旦那の風情で談奈さんがこのお噺をすると別の可笑しさがあるようです。いつしか会場はクスクス笑いから大爆笑に。

2014031406トリは、吉幸さんによる「試し酒」。

大酒飲みの下男を伴った客が、旦那と酒を五升飲めるかで賭けをすることになります。当の下男は、心配だから表で考えると一旦外へ出て行ってしまいます。しかし、戻ると決心が固まったようで一升入りの盃で五杯をグイグイ飲み干します。あまりに見事な飲みっぷりを見て旦那が「表で考えるといって何かマジナイをしてきたのだろう」とコツを聞きたい様子。すると、下男は何事もないように「今まで五升なんて飲んだことがないので、表の酒屋で試しに五升飲んできた」・・・チャンチャン!

 

落語は奥が深いです。この4つのお噺も色々な肉付で様々なお噺に変化するようです。
同じお噺を使った競演があっても面白いかも知れません。落語家さん泣かせかも知れませんが・・・。

ご案内は、お馴染み青空遊歩さんでおおくりしました。