【ご報告】9月番町寄席「橘也・小痴楽・昇也のにぎやか三人会」

2014年9月16日

9月12日(金)は、隔月でおおくりしている番町寄席でした。 今回は、実力派若手落語家の3人をお迎えし、「橘也・小痴楽・昇也のにぎやか三人会」をおおくりしました。タイトル通りのにぎやかで爽やかな会となりました。 今回は、みなさん「まくら」の部分を少し長めにした構成で客席とのコミュニケーションもバッチリ!3人3様の個性が光る楽しい高座だったのではないでしょうか? さて、演目を簡単にご紹介します。 20140912yose01まずは前座の三遊亭らっ好さんが登場。お噺は「薬缶(やかん)」 この世に知らないものはないと広言する隠居と訪ねる度に「グシャ(愚者)、グシャ」と呼ばれカチンと来ている八五郎。何とかして隠居をへこましてやろうとする八五郎と隠居の攻防戦。次から次へと物の由来を尋ねる八五郎と妙なこじつけで煙に巻こうとする隠居のテンポ良いやり取りが楽しいお噺です。 らっ好さん、上手い!とても前座とは思えません。客席を見渡す様には貫禄さえ感じられました。

 

20140912yose02続いては、柳亭小痴楽さんで演目は「真田小僧」 この有名なお噺は、以前に立川吉幸さんも演じましたが、お母さんの不倫を匂わせ、父親からまんまと小遣いをせしめるという悪童のお噺です。同じ噺ですが、噺家によって随分とテイストが変わるものです。小痴楽さんが演ずる子どもは、吉幸さんより大分悪ガキ度数が高かったような…(笑)チャッカリ者の子どもに振り回される大人の様が面白いお噺です。 小痴楽さんの前座修行中のお噺がとても面白く。ファンが多いのも頷けました。

 

 

 

春風亭昇也 

 次は、春風亭昇也さんの登場です。お噺は「動物園」 毎日ブラブラとして無精な男。「働け」と言えば「短時間で楽で高給な仕事なら」と完全に世間を舐めた条件を出してくる。ところが、動物園なら条件に合う仕事が丁度あると言う。それは、死んだトラの代役(!?)スリルとサスペンス溢れるお噺です。 師匠の春風亭昇太さんにとても似ているような気がするのですが、師匠をさて置き 一門唯一の妻帯者とのことです。

 

 

 

三遊亭橘也最後は、三遊亭橘也で「目黒のさんま」 説明する必要もない程にお馴染みのお噺です。身分が高くサンマのような庶民的な魚を食することが無かった御殿様。夢中で遠乗りをしていると気付けば上目黒辺りの田舎道。 俄かに空腹を覚えたそのとき農家からサンマを焼く匂いが… 橘也さんがあまりに美味しそうに食べるので頭の中がサンマで一杯になりました(笑) モチロン、この日の夕食はサンマの塩焼き。みなさんは如何でしたか?   終演後にはホールスタッフや総合案内に「良かった」と声を掛けてくださるお客様がとても多く、今後の励みになります。ありがとうございました。 次回は11月7日(金)の予定です。 ご来場をお待ちしております!