【報告】11月番町寄席「雷太vs夏丸二人会」

2014年11月10日

img201411070011月の「番町寄席」は、春雨や雷太さんと桂夏丸さんのお二人をお迎えしておおくりしました。

先ずは前座の雷門音助さんが座を温めます。演目は「狸の礼(たぬきのれい)」。

img2014110701「狸の礼」とは、命を助けてもらったお礼に、子狸が人に恩返しする。というお噺。
狸というと人を騙すイメージがありますが、この子狸、狸らしい悪知恵と妙に律儀なところが可笑しくもあり、可愛くもあり。音助さんの顔が段々と子狸に見えてきたのは私だけでしょうか….ネ?

続いては、春雨や雷太さんの登場です。演目は「金明竹(きんめいちく)」。

img2014110702「金明竹」を簡単に言えば、骨董屋を舞台とした滑稽噺。店の小僧と客のおかしなやり取りと小僧と店主の妻が上方者の難解な言葉に振り回される前後編といった構成です。特に後半の上方者のセリフが難解で早口。まるで「寿限無」みたいだなぁと思っていましたが、やはり「寿限無」をマスターした落語家さんが「金明竹」へと進むのが修行のセオリーだそうです。滑舌が良くないと演じられない落語です。

img2014110703落語のあとは寄席踊り「奴さん」「姐さん」を披露してくださいました。

 

本日のトリは、桂夏丸さんで演目は「酉の市(とりのいち)」でした。

お噺は、与太郎を交えた仲良し三人が、暮の酉の市へお詣りに行き、お賽銭や熊手選びで珍問答を繰り広げるといった内容です。最後はお金持ちの若旦那で行き合い、食べなれない洋食をご馳走になるというお噺でした。 これは新作落語のようです。

img2014110705落語家さんというのは、芸達者な方が多く、今回は雷太さんが踊り、そして夏丸さんが歌謡を披露してくれました。雷太さんの踊りは番町寄席でもお馴染みとなりましたが、夏丸さんの歌には「歌手になった方が..」と会場から囁き声が聞こえてくる程の腕。 三橋道也や舟木和夫といった昭和歌謡にみなさん手拍子で楽しいひと時をお過しの様子でした。

img2014110706ご案内は、お馴染み青空遊歩さんでおおくりしました。

次回1月は、今回ご案内で美声を聞かせてくれた青空遊歩さんの面白スライドショーをお届けする予定です。「会場に居ながらにして日本列島を西東名所旧跡、珍所新跡を漫談で紹介する」といった趣向です。どうぞお楽しみに!!