【レポート】1月の番町寄席「新春 真打競演 講談の会」

2017年1月15日

奇数月におおくりしている番町寄席。

20170113001新春を迎えての第一回は、1月13日に講談の会として開催しました。

ご来場下さった番町寄席ファンの皆さまの明るく元気なお顔を拝見できてスタッフ一同嬉しく思っております。

先ずは、いつも案内役を引き受けていただく青空遊歩さんの名調子をお届けしていただきました。安定の美声です^^

会場が和やかに温まったところでトップバッター桃川鶴丸さんが登場です!

演目は「義士銘々伝 倉橋伝助」 桃川鶴丸

20170113002桃川鶴丸さんは、いきいき演芸会へのご出演が今回で二回目となります。早くに楽屋へ入り、最後はお客様をお見送りなさっていました。お噺は人情ものでしたが、鶴丸さんも情が深そうで心優しい芸人さんのようです。

さて、鶴丸さんからも解説がありましたが、「銘々伝」についてこちらでも簡単に解説したいと思います。

赤穂浪士の討入を題材とした作品は3種類に分けられるそうです。刃傷から討入・切腹に至るまでの事実を語る本伝、討入に参加した四十七士の個々のエピソードを描いたものが義士銘々伝、そして、周辺の人物を扱ったものが義士外伝というそうです。

今回の主役 倉橋伝助は、若い頃放蕩の家を飛び出してしまうが、苦労を重ね浅野内匠頭の奉公する事なる。内匠頭の粋な計らいにより親子の対面を果たし、その恩で内匠頭の仇を取ったというエピソードでした。

紙切り 三遊亭絵馬

つづいては、美人紙切り三遊亭絵馬さんの登場です。本当に華のある粋なお姉さんです。今回は新年らしい紙切りと客席からのリクエストに応える形で「鳥の親子」「北風小僧の寒太郎」と難易度の高いお題でしたが、怯むことなくチャレンジしていました。作品は全て希望者にプレゼントされたのでみなさま大喜びでした。

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「大久保彦左衛門 盥(タライ)で登城」 宝井琴星

宝井琴星さんも2度目のご出演です。前回は2012年の新年の会でした。

軽妙な語り口そして、福を呼ぶ20170113005笑顔で会場を魅了しました。宝井琴星さんが大久保彦左衛門 に見えて仕方なかったのは、わたしだけでは無かったのでは? 平成の大久保彦左衛門はエレベーターで登場~!でしたが…^^

このお噺は、説明を書くのも野暮のようです。会場が江戸城にとても近い所為でしょうか…大手門前で高笑いする大久保彦左衛門の姿が見えるような気がいたしました。これにて一件落着!