【ご報告】いきいき演芸会「春の陣」

 本日開催のいきいき演芸会は、落語に講談、そして浪曲と豪華な顔ぶれでおおくりしました。
生憎の雨でしたが、「これを楽しみにしていたのよぉ」とニコニコ来場される方もいらして開催の意義を感じております。

講談 桃川星之助

講談 桃川星之助

開口一番を務めるのは、講談の桃川星之助さん。最初って大変なんです。
会場はザワザワしているし遅れていらっしゃる方も多いので落着かない。所謂「未だ温まらない状態」です。
こんな状況を話芸で一気に舞台へ集中させてしまう訳ですから重要な任務です。

出し物は「弁慶の生い立ち」。普通の赤ん坊の3倍、髪は肩まで伸びて、歯も生えて生まれた鬼若丸こと武蔵坊弁慶の幼少のエピソードと五条の大橋で牛若丸と出会う迄を描いた演目です。牛若丸が弁慶の長刀( なぎなた)をひらりとかわすシーンでは胸がすくような気分になれるお話です。

講談に続きますのは、浪曲の浜乃一舟さん。出し物は「男の花道」。
旅先で重篤な目の病気にかかった上方役者の歌右衛門。凄腕の若い医師に出会い、失明を免れる。感謝してもし切れぬ思いでその場は別れるが、医師に苦難が訪れた際に役者人生を投げ捨てる思いで恩に報いる・・・といったお話です。
「泣いちゃったよぉ」と言いながらお帰りになった男性のお客様。わたしも泣きそうでした。

浪曲 浜乃一舟

浪曲 浜乃一舟

一舟さんの声は張りがあり、とても説得力のある声だと思うのですが、バックミュージックの三味線がまた良いタイミングです。
浪曲師と三味線が会話しているかのようなライブ感が味わえました。
そうそう、黒い衝立の裏に三味線の伊丹明さんが隠れていらっしゃいます。曲師は観客から見えてはいけないようです。
浪曲って不思議ですね。

 

 

落語 三遊亭小圓右

落語 三遊亭小圓右

さて、トリをとるのは落語の三遊亭小圓右さん。出し物は「味噌蔵」。
このお噺には会場も大笑い。 驚異的なしみったれで名高い、 味噌屋の主人と使用人の惚けたお話です。流石!真打の小圓右さん。会場を引き込む力が尋常ではありません。みなさん、直ぐに「味噌蔵」の世界に入り込んでいるご様子でした。

ご案内 林家英平

ご案内 林家英平

林家英平師匠のご案内でとても楽しい落語会が続きましたが、新年度は更にバラエティに富んだ出し物でお待ちしております。
奇数月の金曜日、昼のひとときですが、是非ご来場ください。

次の会は5月です。お楽しみに!

Follow me!