7月の演芸会は、31度超え、湿度77%という梅雨真っ盛りの日の開催となりました。そんな蒸し暑い日は涼しいホールで落語でもきかなくちゃいられませんねっ!・・・とは言え、蒸し暑い日中にようこそお出掛けくださいました。
ご来場者に深く感謝申し上げます。
さて、本日のトップバッターは、林家はな平さん。演目は、古典落語の「鮑のし(あわびのし)」です。
天然ボケの男としっかり者のおかみさんが繰り広げるドタバタ劇。おかみさんに尻を叩かれ何とか50銭を借りようと悪戦苦闘するのですが、何せ天然ボケのおめでたい男ですから、する事成す事の全てがアホらしい・・・。でも憎めない男です。
日本の文化にも触れることができるお噺でお子様に聞いていただいても良い内容でした。
残念ながらお子様のご来場は無かったのですが、次回(落語会は11月)お待ちしております。
続きましては、江戸紙切りパフォーマンスの桃川忠さん。入院中のアート龍児さんに代わり、急遽代打でご出演いただきました。残念ながら桃川忠さんも風邪気味なので解説は林家英平氏がつとめました。来場者のリクエストに応え、「パンダ」や「ラジオ体操」という珍しい作品も見せていただきました。
そして最後は真打ち 三遊亭左円馬さんの登場です。
演目は、商家のだんなの下手な義太夫を聞かされる長屋の連中の7転八倒ぶりを描いた「寝床」。下手な唄を聞きたくないが為に吐く言い訳も馬鹿らしいですが、酔わなくちゃ聞けないと酒を煽るという様も笑えます。体調を崩す程下手な義太夫ってどんな感じでしょうね?それにしても左円馬師匠は美味しいそうにお酒を飲みます(写真下)。
ご案内役は、おなじみ林家英平氏でお送りしました。
写真は全てクリックで拡大してご覧になることができます。
次回は9月の開催でボーイズバラエティ協会の出演でおおくりします。
お楽しみに!