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【レポート】11月番町寄席

11月11日(金)番町寄席

img2016111102yose03隔月でおおくりしている番町寄席。11月は、今年春に二枚目…いえ、二つ目に昇進された雷門音助さんを激励するといった意味で「よっ!音助!!たっぷりの会」をおおくりしました。

止みそうで止まぬ 何ともじれったい小雨の降る中でしたが、大勢の落語ファンにご来場いただきました。ありがとうございました。

その音助さんですが、ご来場者から真打に昇進したの?と質問されるほどの堂々とした高座でした。本当にお上手。聞き入りました。

<演目>

「牛ほめ」   春風亭べん橋

「棒鱈」    雷門音助

江戸太神楽   菊仙

「加賀の千代」 雷門音助

ご案内&応援団 青空遊歩

 

音助さんの一席目「棒鱈」の鱈には、俗語で酔っぱらい、まぬけ、野暮天などの意味があるそうです。

隣の座敷で遊ぶ訛りのキツイ田舎侍の野暮な様子に酔っ払いが絡むといった内容ですが、結局双方ともにどっちも「鱈」だったのでは?…というお噺。

そして、二席目は新作落語で「加賀の千代」。昭和に上方で作られた演目だそうですが、『朝顔に 釣瓶取られて 貰い水』と謳った俳人の加賀の千代女のお名前を使った、粋な作品です。しっかり者の女房、ご隠居、呑気な亭主 一人三役で見せて・聞かせていただきました。

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そう言えば、応援団を自称する青空遊歩氏の音助さんを見つめる眼差しにも朝顔を思い出させるものがありました。

江戸太神楽の菊仙さんは、おめでたい芸を初出演の春風亭べん橋さんは、初々しい一席を届けてくれました。べん橋さんは、本当に若い落語家さんで驚きました。落語好きといった感じの将来が楽しみな落語家さんです。

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