小雨降る中、多数ご来場いただきましてありがとうございました。
4月の”いきいきコンサート”も沢山の笑顔をお届けできたようです。
ステージは、福居一大さんの津軽三味線と鈴木裕子さんのピアノ演奏で静かに流れる中、客先の奥から拍子木のカンカンと高く澄んだ音が近づいてまいります。薄いピンクの和装姿で大至さんが登場!客席を堂々と歩く姿は神々しいようです。
ところが、相撲甚句を歌ったかと思うと続く曲が「上を向いて歩こう」。思わず組んでた腕がスコンッと外れそうな意外性のあるプログラムの予感です^^
大至さんは、幼い頃から体格に恵まれお父様の強い勧めで角界に身を投じたとのことです。しかし、体調を壊し、意気消沈していた際にイタリアのテノール歌手アンドレア・ボチェッリの名曲コン・テ・パルティロを聞いて、幼い時からの夢だった歌手の道へ進む決意をしたとのお話でした。
音楽というのは、凄い力を持っていることに改めて気付かされたエピソードでした。
昨年は、絶え間なくTV出演されていたようですが、今は少し落ち着いたとの事。角界にいた頃の人脈もコメンテーターという仕事に繋がる不思議さ… 白鵬関のオフィシャル応援歌の「天運」にも大至さんが参加されていたとのこと。「天運」という清々しい曲に大至さんの済んだ声によく合っていたように思いました。
さて、元力士の歌手と津軽三味線界のスカイツリーというビッグな取組みに可憐な(?)ピアノの鈴木裕子さんが融合。昨年より更に深みの増したステージとなりました。
プログラムと昨晩のステージの様子を簡単ですが、ご案内いたします。
そして、最後はもちろん!現役力士の中で相撲甚句の第一人者とも呼ばれていた大至さんの相撲甚句を堪能していただきました。
≪プログラム≫
1.北海盆唄 2.相撲甚句 3.上を向いて歩こう
4.ポリスパシア 5.関東春雨傘 6.川の流れのように
7.マイフェイバリットシングス 8.モーニン 9.スペイン
10.てやんでい 11.わらべ 12.天運
13.コンテパルティロ 14.蘇州夜曲 15.糸
16.相撲甚句 アンコール:ボラーレ
≪アンケートから(抜粋)≫
40代男性「”てやんでい”が気に入りました。三味線が小さく見えました」
60代男性「三味線とピアノのコラボ ブラボー 大至さん 相撲甚句が良かった」
70代女性「素晴らしいコンサートでした。500円は安すぎるように思います」
70代女性「あっと言う間に時間が過ぎました。凄く集中しました。ありがとうございます」
70代女性「いつも楽しませんていただいています。特に大至さんのカンツォーネが素晴らしかったです。相撲甚句も良かったです。」
60代女性「津軽三味線は何回かこの会場で聞きましたが、迫力があってとても感動しました。そして、お相撲さんの歌声が素晴らしく楽しいひと時をありがとう。1コインでこれだけの音楽を提供して下さっていつも感謝しております。」
40代女性「途中から参加しましたが、心温まりました~ 新しい仕事で疲れていましたが、生き返りました。」
70代男性「オリジナル曲が多い。会場の人と楽しめる曲が少ない」
60代男性「いきいきプラザのこうした継続性のある地域活性の為の取り組みは、とても良いと思います。これからも立ち寄らせて貰います」