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【レポート】5月の番町寄席「講談の会」

ゴールデンウィーク後半から荒れ模様の天候が続き、3月並みの気温で上着が手放せない日が続きました。本日も冬と春の装いが入り混じる会場となりましたが、大勢の来場者をお迎えすることができました。誠にありがとうございました。

5月の番町寄席は、通常とは趣向が異なり「講談の会」をおおくりしました。

じっくりお話を聞く会でしたが、如何でしたか?

先ずは、笑顔がチャーミングな女流講談師の田辺凌天さんで「一休の器」

凌天さんの涼やかな声が一休さんにピッタリではありませんか?

絶滅危惧種(?)とも言われている講談師の中でも貴重な女流講談師。みんなで保護もとい応援したいものです^^



続きましては、今年3月に真打成りたてという神田山緑さんの登場で「人情匙加減」

オーラたっぷりの山緑さんが大岡越前で客席がお白洲のような錯覚が起きそうな越前裁きの小気味良い物語でした。



大取りは、真打の田辺凌鶴さんで「村越茂助 誉の使者」

徳川家康に重用され、豊臣秀吉からも引き抜きを受けたが応じなかったという実在人物 村越直吉(別名 茂助)の逸話の一つのようです。お話は、武芸に秀でるが文字は書けないというところから始まりますが、なかなかの知恵者でユーモアもある方だったようです。

やはり、落語とは一味違った味わいがあるのが講談というものでしょうか。終演後にご来場者から「今日は、ためになる話だった」と声を掛けていただきました。



ご案内は、安定の美声 青空遊歩さんでおおくりしました。遊歩さんの司会業裏話も楽しい会でした^^

次回の番町寄席は、7月13日(金)です。

詳細は、近々当HPにてお知らせします。お楽しみに~!

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