ただでさえ13日の金曜日で不安なスタッフ。
お天気も芳しくなく、初めての来場者0を経験してしまうかと思いました。
しかし1時過ぎる頃からファンの方々がロビーに並んでくださって嬉し涙T.Tでした。
足元の悪い中、ご来場誠にありがとうございました。
番町寄席5月公演は、真打に一番近いと呼び声も高い立川志のぽんさん、そして、軽快な語り口の立川只四桜さんというピチピチの若手落語に加え、粋なお姉さん藤本芝裕さんによる三味線漫談をお届けしました。もちろん、ご案内は青空遊歩氏です。
さて、開口一番は青空遊歩さんの風刺の効いた随談「結婚スケッチ」。
つづいては、立川只四楼さんで演目は知る人ぞ知る「時そば」
只四桜さん、元気溌剌のベビーフェースで二十歳そこそこにしか見えないのですが、もう既に40歳台で妻帯者だそうです。
ピン芸人出身とのことでさすがに弁が達者で頭の回転も速い!これからドンドン活躍されていくのだろうなぁと思った落語家さんです。
そして、毎回驚かされるお姉さん藤本芝裕の登場!鮮やかな姿で粋曲をサラッと奏でてくれるのですが、オチに迫力があり過ぎて…😆
会場を煙に巻いてサッサッとお帰りになりました^^
「棒鱈」と言うのは俗語で酔っぱらい、まぬけ、野暮天などを意味するそうです。
酔っ払いと野暮天が揃えば、面白くならない訳がない!何人もの登場人物を演じ分ける立川志のぽんさんの七変化が面白く、動きの速さに目と耳が忙しい一席でした。
所作が美しくて可愛い立川志のぽんさん。癖になりそうです!